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2026.11.01

【子どもの発熱対応 完全マニュアル】受診の目安・家でのケア・登園のタイミングを解説する動画【小児科医が解説】

https://youtu.be/zwo1cr2yVOI
「熱が出たんですけど、すぐ来たほうがよかったですか」「夜中に熱が出たら、どうしたらいいですか」。この時期、当院でも毎日のようにこのご質問をいただきます。
先に結論をお伝えすると、子どもの熱で大事なのは、体温計の数字よりも子どもの様子です。

■熱は病気そのものではありません
熱は、体がウイルスや細菌と戦うために自分で体温を上げている状態です。米国小児科学会も、熱そのものが病気を悪くする根拠や、脳に後遺症を残す根拠はないとしています。40度でも、かぜやインフルエンザの熱で脳がやられることはありません。
ただし、真夏の車の中や暑い部屋でぐったりしているときは熱中症です。すぐに体を冷やして受診してください。

■熱の測り方と平熱
5歳までの子は、わきの下で測るのが基本です。体温計の先をわきのくぼみの真ん中に下から押し上げるように当て、ひじを体にぴったりつけます。食後・泣いたあと・走り回ったあとは高めに出るので、落ち着いてから測り直しましょう。元気なときに朝と夕方の平熱を測っておくと、慌てずにすみます。

■受診の目安は「月齢・様子・日数」の3つの物差し
【月齢】生後3か月未満で38度以上は、元気そうに見えても夜中でも休日でもすぐ受診してください。生後3〜6か月で39度以上も早めに受診を。生後6か月を過ぎたら、熱の高さだけで重い病気かどうかは判断しません。
【様子】名前を呼んでも反応が弱い、ぐったりして目が合わない、肩で息をしている、くちびるが紫色、けいれんが5分以上止まらないときは救急車を。水分をほとんど飲めない、半日くらいおしっこが出ない、嘔吐や下痢をくり返す、押しても色が消えない赤い点の発疹があるときは今夜のうちに受診してください。水分がとれて、おしっこが出て、ときどき笑えているなら、多くは翌日の診療時間内の受診で大丈夫です。
【日数】熱が5日以上続くときは、元気そうでも必ず受診してください。川崎病では心臓の血管に影響が出ることがあり、早く見つけることが大切です。目やくちびるが赤い、手足がむくむ、首のリンパ節がはれるといったサインがあれば、5日を待たずに受診してください。
そして迷ったときは、「なんだか、いつもと違う」というお父さん・お母さんの感覚を信じて受診してください。夜中なら、まず「#8000」にご相談ください。

■家でのケア
水分は一度にたくさんではなく、少しずつこまめに。赤ちゃんは母乳やミルク、それ以外は麦茶や湯冷まし、子ども用のイオン飲料で大丈夫です。おしっこがいつもどおり出ていればまず安心です。食事は無理に食べさせなくて大丈夫です。
熱の上がりはじめで手足が冷たく、ふるえているときは温めてあげて、暑がってきたら薄着に。厚着で汗をかかせるのはおすすめしません。冷やすのは本人が気持ちよさそうなら、わきの下や足のつけ根にタオルで包んだ保冷剤を。嫌がるなら無理にしなくて大丈夫です。
解熱剤は、熱の高さではなく、つらそうなとき・眠れないとき・水分がとれないときに使ってください。ぐっすり寝ている子を解熱剤のために起こす必要はありません。

■お風呂
機嫌がよく水分がとれていれば、短めのシャワーやさっと入るくらいはかまいません。ぐったりしているとき、寒がってふるえているとき、吐いているときはお休みにしましょう。

■保育園に戻るタイミング
当院では、熱が下がってから24時間たってからの登園をおすすめしています。解熱剤を使わずに平熱が24時間続き、機嫌もよく、食事や水分もとれていることが目安です。実際のルールは園によって違うので、通っている園の決まりもご確認ください。
インフルエンザは、発症した後5日がたち、さらに熱が下がってから保育園・幼稚園の子は3日がたつまでお休みです(熱が出た日・下がった日を0日目と数えます)。
朝に熱が下がっていても、午後や夕方にまた上がることがよくあります。熱が下がってから24時間たっていなければ、もう1日様子を見てあげてください。

体温計の数字より、子どもの様子を見てください。迷ったときは「#8000」と、かかりつけの小児科にご相談ください。

あわせて「インフルエンザでけいれん!親がやることは3つだけ」の動画もご覧ください。
心と体の健康を見守る街のお医者さん
コアラ小児科アレルギー科

〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町1丁目3-5
クリニックステーション浦和仲町2階

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