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2020.11.09

言葉の遅れ



言葉の遅れ 

子どもの言語発達は個人差が大きいため、言葉の遅れを診断するのは判断に迷う場合が多いです。日本版デンバー式発達スクリーニング検査では、2歳3か月では90%の子どもで「2語文」を話すようになり、3歳4か月で「姓名を言う」コtができるようになります。4歳3か月で「色の識別」ができるようになるといわれています。
このような正常言語発達から著しく逸脱している場合は、言葉の遅れ(言語発達遅滞)と診断されます。
 


原因 

言語活動は「伝えたい概念を希望に置き換えて表出する過程と、その記号から概念を形成する需要家庭から構成される神経機能過程」と定義されます。非常に難しい言い回しですが、つまりは3つの言語活動の障害は3つ考えられます。

 ①言語入力の障害 
・難聴
聴力障害は早期に診断し、言語獲得を促す必要があります。難聴児は音や呼びかけへの反応に乏しいですが、資格からの反応や認知能力が高いことがいわれています。現在では、新生児の聴力スクリーニング検査が普及し、早期診断・治療が行われるようになっています。

 ②大脳高次機能の障害 
・知的障害
知的発達がある場合は言語理解とともに言語表出も遅れることが多いです。言語理解が良く、内言語が形成されている場合は知的障害は考えづらいです。

・自閉スペクトラム症
従来の自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー症候群を含めた概念です。コミュニケーション障害があり、行動・興味・活動の限定された反復的な様式が2つ以上あり、発達早期から障害されているにも関わらず、知的障害だけではうまく説明できない状態です。

 ③言語出力の障害 
・構音障害
口唇口蓋裂や鼻咽頭閉鎖不全などにより口から正しく言葉を表出するのが難しい状態です。


 
ご家族の方へ 
言葉の遅れを外来で受診した場合、特徴的な症状を示さずに正確に診断をすることが難しい場合も多々あります。大切なことは、まず難聴がないことを確認することです。難聴がない場合は言語聴覚士なども含めて総合的に評価を行い、地域の保険センターなどと連携し、ひとりひとりに診療していきます。

心と体の健康を見守る街のお医者さん
コアラ小児科アレルギー科

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