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2020.11.02

発育性股関節形成不全



発育性股関節形成不全とは 

発育性股関節形成不全は従来先天性股関節脱臼と言われた足の付け根の関節がはずれる病気です。発生頻度は1000人に1~3人と言われ、抱き方やおむつの当て方などを注意することでさらに頻度を減少させることができると言われています。
 


発症のリスクが高い場合
 
・向き癖がある
向き癖がある子は向いている方向と反対の足が立て膝となることが多いです。これが股関節脱臼の原因のひとつといわれています。

・女の子
男の子より女の子に多いことが知られています。

・家族に股関節の悪い人がいる。
家族性もあると言われています。

・骨盤位で生まれた子
いわゆる逆子で生まれた子どもはリスクが高いことが知られています。

・寒い地域や時期に生まれた子
足を伸ばした状態でくるんでしまうためリスクが高いと言われています。


 
股関節形成不全を予防するために
 
赤ちゃんの足は両膝と股関節が十分に曲がったM字型で外側に開いて動かしているのが好ましいです。立膝姿勢を長時間とることや足を真っ直ぐに伸ばしてくるむことはリスクが高いです。向き癖がある場合は向いている方向に枕などを置いて身体が反対方向に向くように促すこともお勧めです。また、抱っこをする場合は正面から見ていわゆる「コアラ抱っこ」になるようにしましょう。横抱きのスリングは開脚姿勢がとれないため長時間の使用はお勧めできません。


 
治療

生後3か月くらいよりリーメン・ビューゲル装具で治療します。装着後1週間以内に整復されることが多く、一時的に股が腫れぼったくなることがあります。装着期間は約3か月であり、途中で何度か整形外科を受診することとなります。
装具で整復できなかった場合は、生後7,8か月で牽引治療を行います。歩行するようになってから気づかれた場合は3歳程度までは牽引治療で治療を行い、それ以上の年齢では手術が行われることが多いです。
 


ご家族の方へ
 
乳児検診で股の皺のより方やクリック音など発育性股関節形成不全を疑われた場合は、早めに小児整形外科を受診することがお勧めです。


心と体の健康を見守る街のお医者さん
コアラ小児科アレルギー科

〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町1丁目3-5
クリニックステーション浦和仲町2階

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