コラム

TOP > コラム > 子どもの肥満

2020.09.19

子どもの肥満



子どもの肥満とは
 
成人の肥満はBMI(Body mass index)が25以上のものを肥満と考えます。子どもでは、年齢別、性別、慎重別の標準体重を算出して、これに基づいて肥満の診断をすることが一般的です。
肥満度は標準体重より何%上回っているかを示す指数で、幼児期で15%、学童期では20%以内が正常です。30%以上上回る場合は中等度、50%以上は高度肥満とされます。
(例えば、5歳3か月の女児が25kgでだった場合、標準体重は18kgですので、肥満度は38%で中等度の肥満となります。)
標準体重を調べる際は下記サイトをご参照ください↓
jspe.umin.jp
 


症状

・治療が必要となる医学的問題
高血圧、睡眠時無呼吸など換気障害、2型糖尿病、耐糖能障害、内臓脂肪増加

・肥満関連の代謝異常
肝機能障害、高インスリン血症、高コレステロール血症、高中性脂肪血症、低HDL血症、黒色表皮症、高尿酸血症
 


原因
 
ステロイドなどの薬剤のものや病気に伴う肥満を除き、原因は4つ考えられます。
①遺伝性疾患:レプチンなどの肥満遺伝子の存在。多数の報告がある。
②家庭環境:食事量が多い、晩御飯が遅い、油物が多い。間食が多い。
③社会環境:運動不足、簡単に食べ物を購入できる。
④学校生活:早食い、休み時間に体を動かさない。
これらの原因から、過剰に接種したエネルギーが脂肪となって蓄積します。
 


治療 

・食事療法
一日3食、30食品を目標、最低30回はよく噛む、おかずは個人盛り、時にはたくさん食べても構わないです。

・運動療法
脂肪を減らし、筋肉量を増やす効果があります。また、交感神経を刺激して気分が高揚します。有酸素運動で30分程度は毎日運動することが望まれます。

・生活療法
早寝・早起きを心がけ、自分のことは自分で行う習慣をつけることも大切です。


 
ご家族の方へ
 
肥満の治療は、
①自分で体重を管理する習慣
②環境整備
③自分で達成度を評価する習慣
④肥満に対する知識を得て意識改革することが大切です。

とても時間がかかり、家族だけではうまくいかない場合が多いです。お近くの小児科にご相談ください。


心と体の健康を見守る街のお医者さん
コアラ小児科アレルギー科

〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町1丁目3-5
クリニックステーション浦和仲町2階

人気記事

  • 2021.05.07

    コアラ小児科の開業場所や理念について...

    54 VIEW

  • 2021.06.04

    【書籍解説】マンガでわかる!子どものアトピー性皮膚炎のケア【小児科医名...

    34 VIEW

  • 2021.05.28

    気管支喘息を模型で解説!喘息の悪循環とは?...

    32 VIEW

  • 2021.05.21

    自宅でできるおねしょの治療法!夜尿症の診断と治療について解説🚻...

    30 VIEW

  • 2021.06.11

    予防接種スケジュールのコツを解説...

    21 VIEW

月別アーカイブ

月を選択

診療時間のご案内

一般診療 午前 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~12:00
午後 15:00~19:00 15:00~19:00 15:00~18:00 15:00~19:00
予防接種・
   乳幼児健診
14:00~15:00 14:00~15:00 14:00~15:00 14:00~15:00 12:30~13:30
心理士外来 ☆第1,3,5週
9:30~11:30
専門外来
15:00~19:00

15:00~19:00

15:00~18:00

18:00〜19:00

15:00~19:00

9:30~12:00

9:00~9:30

アレルギー外来  おねしょ外来  
こころの外来

※予防接種は一般診療時間でも接種可能です。
(詳細は予約ページでご確認ください)
※「こころの外来」の初診は水曜日18時~19時を受診してください。
2回目以降は土曜日や心理士外来(自費診療)を受診可能です。