コラム

TOP > コラム > 便秘症

2020.04.27

便秘症


便秘症とは 
一般的には4日以上排便がない状態を言いますが、個人差があり、5日に一回の排便ペースでも普段通り元気であれば心配はいりません。原因は、水分摂取不足や、食事の問題がほとんどです。


 
自宅での対処法  
・子どもの排便のペース、どんな食事を食べているか、水分摂取の量を観察することが大切です。
・おなかを手のひらでマッサージしたり、冷やさないように腹巻などしましょう。子どもを仰向けに寝かせおへそを中心に時計回りに「の」の字を書くようにさすりります。
・ご飯は3食、よく噛んでしっかりたべましょう。「トマト、リンゴ、バナナ、ごぼう、さつまいも、こんにゃく、オリーブ油、乳製品」などが便秘によいとされます。食物繊維を多めにとれる食事をこころがけましょう。
・新生児・乳児の場合は、いきんでも排便できずぐずってしまう場合、つんつん綿棒刺激をして排便を手伝ってあげましょう。
・つんつん綿棒は、綿棒の先の部分に、ワセリンやオイルなどを少しつけ、綿棒の先1cmほど、綿棒の先端が隠れるくらいを赤ちゃんの肛門に入れて、そっと回転して刺激する方法です。
・慢性の便秘で、何度か病院で浣腸をしている場合は、内服薬(便を柔らかくする薬、腸を動かす薬、浣腸)を使用する治療法もあります。便秘日誌をつけて経過を診ましょう。
・腸は自律神経の影響を強く受けるので、トイレットトレーニングや環境の変化をきっかけに便秘となる子どもが多いです。
焦らず、その子にあった治療法を行っていくことが大切です。
心と体の健康を見守る街のお医者さん
コアラ小児科アレルギー科

〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町1丁目3-5
クリニックステーション浦和仲町2階

人気記事

まだデータがありません。

月別アーカイブ

月を選択

診療時間のご案内

診療時間

※予防接種と乳幼児健診を同時に受ける場合は、同日の予防接種枠と乳幼児健診枠の2つをご予約してください。
※心理士外来(自費診療)をご希望の場合はまず、水曜日の「こころの外来」を受診してください。