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2026.10.29

【フルミストは危険?】死亡報告・SNSの噂を国の資料で検証する動画【小児科医が解説】

https://youtu.be/MxPX_FGdP28
「フルミストを打ったあとに亡くなった子がいる」という投稿がSNSで広がり、当院でも「フルミストをキャンセルしたほうがいいですか」とご相談をいただきました。
亡くなられたお子さんとご家族に、心からお悔やみ申し上げます。
この動画では、厚生労働省の副反応検討部会の資料と添付文書を院長が自分で読み、わかったことをお話ししています。

■「接種後の報告」は、原因が分からなくてもまず集めるしくみ
接種後に体調の変化があれば、原因が分からなくても医師が国に報告します。報告は「その時カメラに映った」ということで、「原因と判断された」わけではありません。
昨シーズン(10月〜3月)は約103万回分のフルミストが届けられ、国への報告は16件、そのうち亡くなった方の報告は1件でした。

■「ワクチンのウイルスが見つかった」の意味
資料では、同じ鼻から、街で流行していたA型インフルエンザと、フルミストのワクチンのウイルス(B型)の両方が見つかっていました。添付文書にも、接種後しばらくはワクチンのウイルスが鼻に残ることがあると書かれています。
専門家の評価は「流行していたA型が原因の可能性の方が高い」「ワクチン株の関与は完全には否定できない」「情報不足で評価できない」というものでした。

■本当に怖い相手は、インフルエンザそのもの
フルミストのあとの脳炎・脳症の報告は昨シーズン5件(関係はいずれも不明)でした。一方で同じシーズン、インフルエンザそのものによる脳炎・脳症は176件報告され、そのうち14人が亡くなっています。国は引き続き注視しており、使用を止める判断は出ていません。

■「うつる」「グラフェン」の話
保育園での研究では、フルミストを打った子からうつったのは99人中1人で、軽症でした。家族に重い免疫不全の方がいる場合は、接種後1〜2週間は密接な接触を避けてください。
添付文書に書かれた成分は、弱らせたインフルエンザウイルス、ゼラチン・アミノ酸・白い砂糖、リン酸の塩などで、グラフェンはどこにも書かれていません。

■注射を選んだほうがいい子
喘息で治療中の子、病気や薬で免疫が弱っている子、家族に重い免疫不全の方がいる子、2歳未満の子(フルミストは打てません)は注射がおすすめです。迷ったら外来で遠慮なくご相談ください。

■不安な投稿を見たら確かめる3つのこと
① 元の資料にその言葉どおり書いてある?
② それは「報告」か、「原因と判断」されたものか
③ 何回のうちの何件か

インフルエンザにかかって、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんが止まらない、言っていることがおかしいときは、迷わず救急車を呼んでください。

あわせて「フルミストは周りにうつる?保育園は休むべき?」の動画(https://youtu.be/5AwmYZouku0)もご覧ください。
インフルエンザワクチン(フルミスト・注射)のご予約はWebから受け付けています。
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コアラ小児科アレルギー科

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